現在、「何をしても何だか楽しくないと感じてしまう」、「以前は楽しかった事も楽しめなくなってしまった」とお悩みではありませんか?
今回この記事では、「何をやっても楽しくない」と感じている原因や、楽しい気持ちを取り戻すための対処法を解説しています。
この記事を読めば、「楽しくない」という感情を解消するヒントが見つかります。
何をしても楽しくないと感じる6つの原因とは?
最初に、「何も楽しくない」と感じてしまう原因として考えられる6つの事柄について紹介します。
- 心身ともに疲れている
- 不規則な生活が続いている
- 運動不足
- 悩み事や不安がある
- 変化のない仕事や生活に飽きている
- 「楽しさ」を共有できる相手がいない
1.心身ともに疲れている
まずは、心や体に疲れが溜まっていないか確認してみましょう。心身の健康状態は、意欲や気持ちにも影響を及ぼしやすいものです。
仕事や日常生活での疲労が蓄積していると、せっかくの休日であっても「1日寝ていたい」と思ってしまったり、趣味に取り組もうと思ってもいまいち身が入らない場合もあるでしょう。
「やりたい事があるけど疲れて動けない」、「疲れて集中できない」という状態が続くと、何をしていても楽しいと感じなくなってしまうのです。
2.不規則な生活が続いている
疲労に続き、不規則な生活をしていないかどうかもチェックすべきポイントの一つです。不規則な生活によって満足に休息や栄養が取れていない場合、物事に取り組む姿勢や気分に影響する可能性があります。
例えば、睡眠不足や栄養バランスの偏った食事を続けていると、体調不良や病気の原因となったり、疲れが抜けにくくなる事にも繋がります。その結果、趣味を楽しむための意欲が低下し、「やる気が出ない」、「楽しくない」という気持ちになってしまうのです。
3.運動不足
生活習慣や疲労度に問題が無い場合、意外と見落としがちな原因が「運動不足」です。適度な運動による気持ちへのプラス効果は高く、セロトニン等精神安定に作用するホルモンが分泌される事も広く知られています。
電車やバス、車を多用していて歩く機会が少なかったり、デスクワークで一日の大半を座ったまま過ごしたりなど、運動をする機会というものは意外と少ないものです。
運動不足が続いた結果、精神を安定させるホルモンの分泌が不足し「楽しくない」、「意欲が湧かない」という状態を招く可能性は高いでしょう。
4.悩み事や不安がある
どうしても気になってしまう悩み事や不安がある場合も、「楽しい」という感情が湧きにくくなります。
例えば、仕事や対人関係に対して悩んでいたり不安を抱いている場合、休日になってもその考えが頭から離れないケースも多く、その悩みが解決しにくいものなら尚更です。その結果、何か楽しい事に取り組んでいても熱中できなかったり、「楽しくないな」と感じてしまうでしょう。
5.変化のない仕事や生活に飽きている
毎日同じ事を繰り返す生活や、満足度の低い生活を送っている事で、日々の楽しさが薄れてしまいがちです。楽しいという感情よりも、「飽きた」、「つまらない」という感情の方が勝ってしまうためです。
一例ですが、毎日家と会社の往復だけして、生活のルーティーンが固定されていると、日々を単調に感じやすいものです。また、今の生活に不満があり「もっと違う生活がしたい」と感じている人もいるでしょう。
日常生活に対してのフラストレーションが、結果として「楽しい」という感情を抱けない原因となっていることが考えられるのです。
6.「楽しさ」を共有できる相手がいない
楽しくないという感情と共に、「寂しい」と感じているのなら、「楽しさ」を誰かと共有したいのにできないという悩みが原因である可能性があります。
好きな事や趣味を一人で楽しむのももちろん楽しいですが、中には「誰かと一緒に楽しみたい」という気持ちが強い人もいるでしょう。
そのような思いを感じているにも関わらず、地元から離れて友達がいなかったり、趣味を共有できる相手がいない場合、「一人ではつまらない、楽しくない」と考えてしまうのです。
何も楽しくないと感じやすい人の3つの特徴とは?
先ほど紹介した原因だけでなく、以下で紹介する3つの特徴に当てはまっている場合、より「楽しくない」という感情に囚われやすくなると考えられます。
- ネガティブ・マイナス思考
- 心配性
- ストレスが蓄積している
1.ネガティブ・マイナス思考
まず考えられるのは、ネガティブ思考やマイナス思考に陥りやすい人です。
勿論、ネガティブ思考やマイナス思考が悪い訳ではありません。これらの考え方は、同時に「慎重」であったり「用心深い」という長所にもなり得るためです。
しかし、あまりにネガティブ思考に支配されてしまうと、「楽しい」という感情を妨げてしまいやすいため注意が必要です。
2.心配性
ネガティブ・マイナス思考に似ていますが、「心配性」という特徴を持っている方も、物事を存分に楽しめない可能性があります。
例えば、日々の仕事や日常生活において「こんな事が起こったらどうしよう」、「仕事のあの件はどうなったんだろう」など些細な心配が尽きない間は、趣味や予定を入れても集中して楽しむ事は難しいでしょう。
そのため、過度に心配症であったり、常に最悪の事態を想定して不安を抱いたりする人も気をつけるべきと言えます。
3.ストレスが蓄積している
急な忙しさに追われている、満足に休みが取れていないなど、一時的、慢性的に限らずストレスが蓄積している場合も、注意すべき状態と考えられます。
過剰なストレスに曝される状態が続くと、多くの場合些細な事で落ち込みやすくなったり、常にイライラしやすくなります。その結果、楽しい事に身が入らないだけでなく、意欲そのものも低下してしまうのです。
何をしても楽しくない状況を打開する6つの解決法を紹介!
ここからは、楽しさを感じられない状況を打開する6つの解決法を紹介します。自分の思い当たる原因に合わせて対処法を試してみて下さい。
- しっかり休息を取る
- 規則正しい生活を心がける
- 体を動かす
- 趣味や習い事など、新しい楽しみを見つける
- 社会人サークルや趣味のサークルに参加する
- 思い切って環境を変える
1.しっかり休息を取る
疲労が溜まっているという自覚があるならば、まずはしっかり休息を取りましょう。心身をしっかり休める事で、ストレスから解放され好きな事への意欲も回復しやすくなります。
まとまった休暇を申請するのも良いですし、普段の休日でも疲労が回復しやすい就寝スタイルや時間、過ごし方を意識するのも良いでしょう。
蓄積した疲労やストレスが回復できれば、改めて自分の好きな事や楽しい事を見つめ直す事に繋がります。
2.規則正しい生活を心がける
不規則な生活が原因の場合、楽しい事を無理に探そうとするよりも、先に規則正しい生活を心がけるのが有効です。
就寝・起床時間が不規則なら改めて時間を決めるようにしたり、好きなものばかりを食べるのではなく、野菜や肉、炭水化物といった栄養バランスの良い食事をするのもお薦めです。
規則正しい生活を送ることで心身のバランスが整えば、自然と「楽しい」という気持ちが戻る可能性も高いでしょう。
3.体を動かす
運動不足が続いた結果、「楽しい」という感情を味わえないという人は、意識的に体を動かすようにすると良いでしょう。
例えば、ウォーキングや筋トレを始めてみたり、ジムに通ってみるのもお薦めです。本格的な運動を続けられるか不安ならば、会社の通勤を一部徒歩や自転車に変えるのも良いでしょう。
運動によって得られる精神安定効果やリフレッシュ効果により、「楽しくない」という気持ちが解消されやすくなります。
4.趣味や習い事など、新しい楽しみを見つける
「今は特に熱中している事や好きな事がない」という場合は、新しい習い事や趣味を探してみましょう。
初めて興味を持って取り組む事は、熱中しやすく試行錯誤や覚えるといった過程を楽しく感じやすいものです。また、これまで挑戦していなかったジャンルに取り組む事で、楽しさだけでなく意外な才能も開花するかもしれません。
5. 社会人サークルや趣味のサークルに参加する
「一人で楽しもうとしても上手くいかない」、「趣味を一緒に楽しめる仲間が欲しい」と感じているなら、社会人サークルや趣味のサークルに参加してみましょう。
サークルに参加する事で、同じ趣味を持つ人や同年代の仲間を作れますし、新しい人脈が広がる事でまた新たな楽しみが見つかる可能性も広がります。
友達を増やしたい、趣味や楽しみについて語り合える仲間を求めているなら、検討したい手段の一つです。
6.思い切って環境を変える
どうしても現状に対する不安が拭えなかったり、悩み続けても解決の手段が見つからないのであれば、思い切って行動し環境を変えてみてはどうでしょうか。
仕事が問題ならば転職する、実家暮らしが悩みの種なら一人暮らしを、一人暮らしが辛いなら逆に実家に戻るなど、環境を大きく変える行動は様々です。
新しい環境に身を置く事で、かつて好きだった事に対して再び情熱を持って取り組めるようになったり、新しい趣味を見つけ楽しんだりする事もできるでしょう。
まとめ
趣味や好きな事を楽しめないのは、せっかくの時間を有意義に過ごせないだけでなく、「楽しめない」というジレンマから余計なストレスを招く原因にもなりかねません。
従って、自分が楽しいと感じられない理由は何なのか、そしてその原因を解消するためには何をすべきなのか、見つけ出して対処していく事が大切です。
そして、何事に対しても「楽しくない」と感じており、その原因が仕事にまつわるものなら、その悩みや不安をキャリドラに相談してみましょう。
キャリドラは転職だけでなく働き方やキャリアプランについても相談できるため、話していくうちに自分の仕事への思いを見つめ直すきっかけになる可能性があります。