マイナーな職業10選!メリット・デメリットも紹介!

マイナーな職業

皆さんは、「マイナーな職業」、「珍しい仕事」ってどんなものがあるんだろうと疑問に思った事はありませんか?

もしくは、現在就職や転職活動をするにあたって、「他の人がやらないような珍しい仕事をしてみたい」と思っている方もいるかもしれません。

そこで今回は、幅広い職業の中から、特に珍しいものやマイナーだけど需要が高まりつつある仕事を10種紹介します。合わせて、マイナーな職業に就くメリット・デメリットについても解説します。

目次

マイナーな職業は種類が幅広いのが特徴!10種の珍しい特殊な仕事を紹介

さっそく、マイナーな職業や特殊な仕事から10種の職種を紹介します。

  1. ドローンパイロット
  2. 遺品整理士
  3. ゴルフボールダイバー
  4. ひよこ鑑定士
  5. LEGO投資家
  6. 代行業
  7. 特殊清掃員
  8. 酪農ヘルパー
  9. 探偵
  10. 醸造家

1.ドローンパイロット

ドローンパイロットとは、その名の通りドローンを遠隔で操作し様々な作業を行う仕事です。

ドローンでできるのは、指定された地点や建物の空撮や、農薬等の散布、建物の測量や点検など多岐にわたります。ドローンパイロットはドローンを正確に操作し、所属している企業、独立しているならば顧客の目的を果たすのが役割と言えるでしょう。

ドローンパイロットの仕事においては、民間のライセンスを取得している人が殆どです。よって、パイロットになるには専門の研修を受講し、民間資格を取得するのが主な手段となります。

2.遺品整理士

遺品整理士は、故人の家族からの依頼により、故人の所有物を必要・不要で仕分けしたり、家財の搬出、整理後の清掃を請け負う仕事です。業者によっては、ハウスクリーニングや不要物の買取、遺品の供養、家屋の解体まで引き受ける事もあります。

遺品整理士は「物を整理する」だけでなく、故人が生きていた証明となる様々な物を、「遺品」として丁重に扱う心構えが求められます。

また、遺品整理士には専門の資格が存在するだけでなく、「一般社団法人遺品整理士認定協会」により開業支援も進められているため、未経験でも挑戦できる職種です。

3.ゴルフボールダイバー

ゴルフをプレイ中、打ったボールが池の中に入ってしまう事があります。この「池ポチャ」したボールを池の中に潜って回収するのが、ゴルフボールダイバーという職業です。

ゴルフボールダイバーは、経験によって差はありますが、年収は平均して約500~600万円とされています。ただしこれは、「ボールを回収する業務」から得られるのではなく、回収したボールをゴルフショップ等に販売し得られる収入のため注意が必要です。

池の中に入るためにはダイバー資格が必須ですが、知名度やその稼ぎ方ともに「珍しい」と言える仕事の1つです。

4.ひよこ鑑定士

ひよこ鑑定士は、ひよこ、つまり、にわとりのヒナを見て「オスかメスか」を判別します。

にわとりは、目的に応じてひよこの内からオス、メスで違う餌を与えなければなりません。そのため、オスとメスを見分けられるひよこ鑑定士は、養鶏産業の中でとても重要な役割を担っています。

国内は勿論、日本のひよこ鑑定士は海外でも需要が高いのが特徴です。日本のひよこ鑑定士は「鑑別は正確、かつスピードが速い」という評価がされており、海外での就業も視野に入れられる仕事と言えるでしょう。

5.LEGO投資家

「LEGO」というブロックのおもちゃで、小さい頃に遊んだ事がある人もいるでしょう。このLEGOを投資として活用し収入を得るのが、「LEGO投資家」という仕事です。

LEGOは、発売してから約2~3年程で廃盤になってしまうのをご存知ですか?発売されている時は安く買えても、数年後には廃盤となりプレミアがついて高価になる場合があります。

従って、安い時に購入し未開封のまま保管しておき、価値が高くなってから売り差額で収入を得るのです。LEGO投資家は、本業というよりも副業として携わる人が多い点に留意しておきましょう。

6.代行業

代行業も、他の一般的な職種に比べると業界が狭く、マイナーな仕事と言えます。代行業は、原則として「人の代わりに作業を引き受ける仕事」です。

何を代行するかは多岐にわたり、炊事や掃除といった家事や、営業や事務作業等の仕事を代行する場合もあります。または、「結婚式やパーティーに代わりに出席して欲しい」というイベント出席代行の仕事もあるでしょう。

代行業は、短い時間で手軽に始められる事から、本業としてだけでなく、副業としての人気も高まっている職業です。

7.特殊清掃員

家やアパート、マンション等の部屋で、住人が突然の病気や事故、自殺、犯罪により亡くなってしまった場合、部屋を元の状態に戻すためには特別な清掃を行わなければなりません。その際に活躍するのが、「特殊清掃員」です。

特殊清掃員が対応するのは、遺体の影響により発生した害虫の駆除や匂いの除去、床や壁等に付着した体液の除去も含まれます。これらの汚れの除去には、専用の消臭剤や洗浄剤、消毒剤と相応の技術が必要となります。

また、時に凄惨な現場に直面するケースもあるため、特殊清掃員には技術と共に「人の死に関わる」という心構えが求められるでしょう。

8.酪農ヘルパー

酪農ヘルパーは、その名の通り酪農家をサポートする仕事です。

酪農は牛を相手にする仕事であり、生き物である牛の管理は基本的に毎日行わなければなりません。餌や搾乳、掃除を怠ると牛乳等製品の品質にも影響を及ぼします。

しかし、酪農家の人にも生活があるため、休日は勿論、時に家族の用事や冠婚葬祭など、突然仕事を休む場合もあるでしょう。酪農ヘルパーは、仕事を休む酪農家の代わりに、餌やりや搾乳等、牛の世話を引き受けるのです。

酪農ヘルパーには特別な資格が必要ないため、未経験からでも研修を受け知識をつければ仕事ができる点が強みと言えます。

9.探偵

「探偵」と聞くと、ドラマや漫画に登場するような難事件を解決している姿をイメージする人も多いでしょう。しかし、実際の探偵業は、顧客からの依頼に応じて地道に実施調査を行うのが主な仕事です。

例えば、「パートナーが浮気しているかどうか調べて欲しい」という浮気調査や、行方不明者の捜索、特定の相手の身辺調査など、対人にまつわる調査を請け負うことが多いです。もしくは、「取引先の企業の経営状況を知りたい」等信用調査を行うケースもあります。

探偵になる方法は、正社員やアルバイト、契約社員など様々です。もしくは、自身で事務所を構え独立する選択肢もあるでしょう。

10.醸造家

醸造家とは、ワインやビールといったお酒や、醸造で作られる醤油や味噌といった食品を造る職種です。

「醸造」の仕事には、生物と化学の知識が欠かせないだけでなく、常に製品の状態の観察を怠らない根気強さが求められます。醸造関連の仕事は、最初に大学等で醸造の専門知識を学び、醸造所に就職、資格の取得や経験を積んでから独立してお酒や食品を造る道に進む人が多いでしょう。

そのため、多くの場合は学生の頃から醸造家を志して目指すケースが多く、未経験かつ他の職種から目指すとなると少々ハードルが高い仕事とも言えます。

マイナーな職業に就くメリット・デメリットは?

キャリアアップの打診を断っている女性社員

マイナーな職業には、就業において良い面・悪い面がそれぞれあります。ここでは、マイナーな職業のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

珍しい仕事は、初対面の人と話す上で大きな印象を与えやすく、会話のきっかけになるだけでなく自身を強く印象付けられるという利点があります。

また、珍しい職業に就いている事は転職活動の際にも有利に働きやすいでしょう。

転職における求職活動の際には、「自分は他の人とは違うものを持っている」とアピールすることが大切です。その際、珍しい職業の経歴を持っていれば、採用担当者の目に止まる確率が高まるだけでなく、面接においても強みとしてアピールできるでしょう。

また、マイナーな仕事の多くは、業界が狭い場合が多いものです。小さな業界や担い手の少ない仕事は、同じ職業同士での繋がりが強く、その繋がりから新しい仕事を獲得したり、また別の誰かと関わりを持つなど、濃厚な人間関係が形成されやすいのです。

そのため、大勢の中で働くのは苦手な方や、限られた人数と深く関わり合いながら仕事をしたいと考える方にとっては、大きなメリットになり得るでしょう。

デメリット

マイナーな職業におけるデメリットは、その「求人数の少なさ」にあります。ニーズが限定されているために、一般的な就職サイトや転職サイトには求人が滅多に出ない事も珍しくありません。

また、仮に求人が出ていても数はごく僅か、その上勤務場所が限定されている等、好条件とは言えないケースも少なくないのです。さらに、求人を見つけても、募集枠の狭さから人気が集中し、就職倍率が高くなる恐れもあります

また、マイナーな職業は、その仕事の存在自体を知らない場合も少なくありません。そのため、プライベートで仕事の話をする際に、スムーズに話が伝わらない可能性が高く、「変わった人」という印象を与えてしまう恐れもあるでしょう。

まとめ

今回紹介したように、「マイナーな仕事」は、実は私達の身近な場所にたくさん存在しています。そのため、もし現在一般的な仕事をしていて「辛いけどこれしかないから」、「本当はやりたい事があるけれど仕事になるか分からない」と思っていても、一歩踏み出してみる事で、以外な仕事の道が見つかるかもしれません。

そして、もし現在「珍しい仕事に挑戦してみたい」、「もっと自分に合った仕事を見つけたい」と思っているならば、ぜひキャリドラに相談してみませんか?

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