当日でも仕事を休むのは可能? 当日でも仕事を休みやすい理由を紹介

当日に仕事を休みたいアイキャッチ

「急な体調不良の時は、会社を休めるの?」、「体調以外にも当日休める理由はある?」と疑問に思っている方は多いものです。体調不良や急なトラブルに巻き込まれた時など、やむを得ず欠勤しなければならない時は少なからずあるでしょう。

そこで今回は、当日欠勤が認められやすい理由や、欠勤する際に気をつけたい注意点を紹介します。

目次

当日欠勤が認められやすい5つの理由とは?

当日欠勤が認められやすい5つの理由

まずは、当日の欠勤が認められやすい5つの理由について解説します。

1.発熱や頭痛、下痢などの急な体調不良

発熱や頭痛、下痢といった急な体調不良は、当日欠勤が認められるというイメージを持っている方も多いでしょう。これらの急な体調の変化は、本人であっても予測が難しい事もあり、会社側としても「やむを得ない」と認めるケースが一般的です。

ただ、会社によっては欠勤後に病院の診断書の提出を求める場合があります。そのため、欠勤の連絡時には体調不良の具体的な症状や医療機関受診の報告と共に、診断書提出の有無を確認しておきましょう。

2.生理痛

女性の場合、生理痛での欠勤も当日認められやすい傾向にあります。

生理痛の程度は、軽い人から鎮痛剤が効きにくい人痛みが重く1日ベッドや布団から動くことができないという人もいるでしょう。痛みがひどい場合は、急な体調不良と同様に欠勤が認められるでしょう。

そして、会社によっては、生理による不調時に活用できる「生理休暇制度」を導入しているケースもあります。

3.インフルエンザや胃腸炎など、感染する可能性のある急病

一般的な体調不良とは別に、インフルエンザや胃腸炎といった症状も欠勤が認められます。この場合は本人の体調不良により業務ができないという事情に加え、他の社員に病気が感染する事を防ぐ意味合いも含まれます。

インフルエンザや胃腸炎といった症状は、会社や医療機関によって一定の出勤停止期間が指示されるケースが多いです。そのため、当日だけでなく、周囲に感染する恐れがなくなるまでの数日間は欠勤という扱いになりやすいでしょう。

4.家族の怪我や体調不良

本人だけでなく、他の家族の怪我や体調不良も、会社によっては当日の欠勤が認められます。

例えば、子供の発熱や怪我による通院及び看病、親の体調不良による一時的な介助、介護などが該当します。その他にも、子供や親に限らず親類の急な体調不良やトラブルの場合もあるでしょう。

これらのケースの中でも特に、「怪我や病気になってしまった家族の面倒を見られるのが自分しかいない」等の事情がある場合は、より当日の欠勤が認められやすくなります。

5.車の故障

車通勤において、「出勤しようとしたら、車が故障してしまった」というケースでも当日の欠勤が認められる可能性があります。特に、遠方から通勤しており車がないと出社できない、トラブルが解消されても就業時間に間に合わない場合は、より欠勤が許可されやすいでしょう。

車の故障は緊急事態である事が容易に理解しやすく、嘘とも疑いにくいため当日欠勤の理由としては妥当と考えられます。

ただし、自身が社宅に住んでいる場合や社用車を借りて通勤している場合に欠勤したいがために「故障した」嘘をついてしまうと、後の事実確認の際に問題となるため控えるべきです。

この理由は要注意! 当日に伝えると悪印象を与えかねない3つの欠勤理由

部下の当日欠勤の連絡を受ける上司

ここからは、当日に伝えると上司や会社側に悪印象となってしまう欠勤理由を紹介します。通常であれば欠勤が認められる理由でもあるため、伝えるタイミングには注意しましょう。

  1. 役所等の手続き
  2. 受験や資格・免許等の更新
  3. 私用による欠勤

1.役所等の手続き

役所で行うべき手続きや受け取る書類等がある場合、平日に休みを取るのが一般的です。しかし、当日に「役所等の手続きがあるので」と伝える事は、会社側にとって良い印象ではありません。

多くの場合、役所での用事は事前に決まっている場合が多く、欠勤の申請も事前に行えると考えられます。

そのため、手続きの当日になって急に休むと伝えると「前から分かっているなら事前に申請できたのでは?」と不信感を与えかねませんので注意すべきです。

2.受験や資格・免許等の更新

資格の受験や更新、運転免許証などの更新手続きによる欠勤も、当日に伝えると悪い印象となりがちです。役所等の手続きと同様、これらは予定が決まっており事前に申請できるためです。

特に、自動車の運転免許証の更新ははがき等で更新のお知らせが届くのが一般的でしょう。そのため、当日になって「手続きがあるので」と伝えても、「もっと早く連絡できたのでは」という印象を抱かせてしまう可能性があります。

3.私用による欠勤

他にも、旅行や冠婚葬祭といった「私用」による当日欠勤は難しい場合があるため注意が必要です。

旅行による有給取得は数日前、予定によっては数週間以上前からの申請が可能ですし、家族や友人の結婚式に出席する場合も同様です。お葬式の場合でも、式の多くは亡くなってから数日後に通夜や葬儀が行われると考えられます。

勿論、これらの理由で欠勤できないという訳では決してありませんが、あくまで「当日欠勤」を考えた上では、避けた方が無難です。

当日仕事を休む際に気をつけたい注意点とは?

体調が悪く欠勤の連絡をする男性

それではここからは、当日に仕事を休むと決めた際に気をつけたい注意点を解説します。

休むと決めたらすぐに会社や上司に連絡し、無断欠勤は避ける

「今日は会社を休む」と決めたならば、その時点で会社や直属の上司に連絡しましょう。無断で休む事は絶対に避けるべきです。

会社や上司は、今日もあなたが出勤してくると考えているでしょう。無断で休んでしまうと、余計な心配をかけてしまうだけでなく、場合によってはその日の業務内容に支障をきたしてしまう可能性があります。

そのため、必要以上に迷惑をかけてしまわないためにも、休むと決めたらすぐに連絡するよう心がけましょう。

理由は明確に、かつシンプルに伝える

欠勤の旨を連絡する際は、理由を明確に、かつ分かりやすく伝える事が大切です。無駄な情報や余計な事まで伝えてしまうと、正確に理由が伝わらないだけでなく、「言い訳がましい」、「嘘をついている?」とあらぬ疑いを持たれてしまう場合があります。

例えば、風邪で休むのであれば熱はあるか、症状は何か、病院に行くかどうかなど、「出勤できない理由」をシンプルかつ具体的に伝えましょう。正直な理由をはっきり伝える事で、会社側にも納得してもらいやすくなります。

現在の仕事状況を伝え、共有すること

もしも、当日中に片付けなければならない仕事や、業務時間中に伝えるべき内容があるならば、欠勤の旨と同時に伝えて情報共有を行いましょう

急ぎの仕事や当日中に社内外に送らなければいけないメール、誰かに引き継いでもらわなければならない仕事などをあらかじめ伝えておくことで、欠勤により人員が欠けても業務が円滑に進みやすくなります

同じ曜日に繰り返し休まないように注意

何度か欠勤を繰り返している場合、同じ曜日ばかり欠勤を集中させるのは好ましくありません「わざと同じ曜日に休んでいるのか」と疑われかねないためです。

例えば、休日明けの月曜日などは、多くの人が「会社に行きたくない」と感じやすいものです。欠勤の理由が何であれ、同じ曜日にばかり繰り返し休んでいると、心理的な理由で休んでいる、もしくはわざとこの日に休んでいると取られかねません。

体調など仕方ない場合もありますが、なるべくなら、同じ曜日に続けて休むのは避けた方が無難です。

「会社に行きたくない」が続く場合は転職を検討すべき?

転職をすべきか悩んでいる男性

気持ちの面で「会社に行きたくない」と思っていたり、「会社や仕事の事を考えると体調が悪くなる」と考えてはいませんか?その場合は、何らかの理由で会社が合わないと感じストレスが蓄積しているかもしれません。

業務内容や仕事量、職場での対人関係などにより「仕事を休みたい」と感じている場合は、一度欠勤心身をめる事と合わせて、転職を検討するのも手段の一つです。

もし、急な体調不良以外の理由で「会社に行けない、行きたくない」と日常的に感じている場合は、自分の気職場への不満を見つめ直してみましょう。

ただ、「会社に行きたくないから転職する」というだけでは後悔に繋がりかねません。そのため、しっかりと考えて決断する事が大切です。

まとめ

当日に会社を休む事は、上司や会社へ連絡しづらいと感じたり、もしくは職場の他の人に迷惑がかかると感じるかもしれません。しかし、体調不良を無視して出勤しても、却って迷惑をかけてしまったり思うように働けない場合もあります。

そのため、休むと決めたらきちんとその旨を連絡し、出勤する際は休んでいる間仕事をカバーしてもらった事への感謝を伝えると良いでしょう。

そしてもし、現在体調や急なトラブル以外の理由で「会社に行きたくない」と感じているならば、一度キャリドラに相談してみましょう。

キャリドラ転職以外にも働き方やキャリアアップに対してのサポートを行っているため、相談する事で現在の自分の悩みや目指したい方向性を知るきっかけになる可能性があります。

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