「体調不良で仕事は休めないのか？」
「体調不良で仕事を休む際の判断基準は？」
このように悩んでいる方も多いでしょう。仕事を頑張りたいけど、どうしても体調不良で休みたいと思う時は誰にでもあります。
具合が悪過ぎて仕事に行っても、仕事ができない状態であれば、途中で帰ることにもなりかねません。体調不良との上手い付き合い方を知って、無理なく仕事をしていきましょう。
今回は、体調不良で仕事を休む時の判断基準についてや休めない時の対処方法を紹介します。
仕事は無理をせず休むことが大切
体調不良は、どんなに頑張ってもすぐに治せるものではありません。無理をして仕事に行くと、周りに迷惑をかけてしまうこともあるでしょう。
「これぐらいの体調不良で、仕事を休んではいけない」と、自分に厳し過ぎてしまうと無理をしてしまいます。仕事を休むことに、罪悪感を覚え過ぎないようにすることも大切です。
自分の身体のSOSを見逃さないように、心がけていきましょう。
仕事を休んだ方が良い時の判断基準
仕事を休んだ方が良い時の判断基準は、どこなのでしょうか。
それぞれ、詳しく紹介します。
仕事の能率が下がるほどの体調不良
頭がぼーっとして、思考力が上手く働かない場合は、仕事を休みましょう。思考力が働かなければ、仕事も進みにくく、ミスをする可能性も上がります。
ミスにより、周りに迷惑がかかり、さらに仕事が増えてしまうこともあるでしょう。体調不良の時はきっぱりと休んで、元気な時に仕事を早く終わらせる方が、効率的と言えます。
周囲に感染しないかどうか
咳やくしゃみなどが止まらない場合は、周りに感染させてしまう可能性があります。自分一人が休めば済んだものが、無理して会社に行くことによって、複数人に感染してしまうこともあるでしょう。
周りに感染させてしまうと、会社の業務に大きく影響を与えてしまう可能性もあるので、無理をせずに、咳やくしゃみが止まらない時は休みましょう。
体調不良で仕事を休む時に気を付けるポイント
体調不良で仕事を休む時に、気を付ける以下の3つポイントを紹介します。
- 引き継ぐ仕事内容を明確に伝える
- 迷惑をかける方への配慮をする
- 会社に復帰したら周りの人へお礼を言う
1.引き継ぐ仕事内容を明確に伝える
仕事の引き継ぎは、始業前に連絡するようにしましょう。まずは、上司に連絡を入れて、次に引き継ぎ担当者へ連絡します。
体調不良の状態によって、連絡方法を変えることができるので参考にしてください。
声が出せる状態であれば、基本的には電話で連絡
当日の始業前に電話をしましょう。電話により、直接相手に伝えることができるので、確実に欠勤の連絡を入れることができます。引き継ぐ業務内容を、電話する前に紙にまとめておくことがおすすめです。
声が上手く出せないなどの場合は、メールで連絡
欠勤の連絡は、基本的には電話でするものなので、メールで連絡をする場合は、「体調不良で声が出せなくメールで連絡をした」ということも書いておきましょう。メールの書き方は、引き継ぐ業務内容を箇条書きにするなど、わかりやすく簡潔な文章で送ります。
2.迷惑をかける方への配慮をする
仕事で迷惑をかける方への配慮のために、連絡はいつでも取れる状態にしておきましょう。
引き継がれた方は、慣れない業務で不安感があります。何か問題があった時に、いつでも連絡が取れる状態であると安心して業務を行うことができるのです。
家で寝ている時も携帯にすぐに出られるように、電源を切らずにいましょう。メールのみの連絡の場合も、通知をオンにしてすぐに返信できるようにします。これにより、何かトラブルが起きた時にいつでも連絡が取れるため、トラブルも最小限に抑えることができます。
仕事を休んだとしても、しっかりと周りへの配慮ができていれば、「仕事を体調不良で休んだとしても、連絡がしっかりできるから安心」と思ってもらえ、信頼関係を築くこともできるのです。他にも、迷惑をかける方への配慮は何があるのか、考えて実践しましょう。
3.会社に復帰したら周りの人へお礼を言う
体調不良も治り、会社へ復帰したら周りの人へお礼を言うことを忘れないようにしましょう。周りの人は、引き継がれた業務が大変だった場合もあります。お礼を言うのを忘れてしまうと、「あんなに大変だったのに、何もなかったように復帰するのか」と残念に思われてしまうかもしれません。
単純ですが、お礼を１つ言うか言わないかで周りのサポートも変わってくるでしょう。「また、何かあったらサポートしてあげたい」と思ってもらえるような、良い関係を築くことが大切です。
周りの人が休んだ時に、率先して業務を引き継ぐようにすることでも、周りと良い関係が築きやすいです。会社へ復帰したら、自分と関わっている人には「休んでしまいご迷惑をおかけして、すみませんでした。サポートしていただき、ありがとうございます。」と伝えることを忘れないようにしましょう。
体調不良でも、仕事を休めない時の対処方法
体調不良でも、仕事を休めない時の対処方法は以下の2つです。それぞれ、紹介しましょう。
- リモートワークで対応
- 別の日にリスケジュールする
1.リモートワークで対応
体調不良で、咳やくしゃみなどが止まらないだけで、仕事は普通にできるという場合は、リモートワークで仕事しましょう。
思考力と判断力もいつも通りなのであれば、家で仕事することができます。感染させるリスクが減らせる上に、通常通り業務が行えるのであれば、リモートワークを取り入れることが良いでしょう。
セキュリティの面で、リモートワークができない業務もあります。その場合は、リモートワークでできる業務を見つけて行うようにしましょう。
別の日にリスケジュールする
職場以外での打ち合わせなど、代役では対応できない仕事は別の日にリスケジュールしましょう。
無理に代役を頼んだとしても、大きなミスになってしまっては、会社に迷惑をかけることになります。「今日ではないとダメだ」と無理に代役を頼み、ミスをしてしまい問題となった場合、相手先の会社や代役を頼んだ人とも気まずくなってしまう場合があるでしょう。
咳やくしゃみなどが止まらない場合は、打ち合わせでも話が聞きづらかったり、感染させてしまう恐れもあったりするため、相手にとっても悪い印象を与えてしまいます。
会社の看板を背負っているため、会社の印象を悪くしてしまうようなことは避けましょう。
無理をせずにリスケジュールをして、体調不良を直してから、しっかり仕事と向き合うようにしましょう。
まとめ
今回は、体調不良で仕事を休む時の判断基準について、休めない時の対処方法を紹介しました。
体調不良で仕事を休む時の判断基準は、仕事の能率が下がるほどの体調不良の場合と周囲に感染しないかどうかを基準にすれば、良いでしょう。
休めない時の対処方法は、リモートワークで対応するか、別の日にリスケジュールするようにしましょう。
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