「会社がつまらない。辞めたい」と思う原因10選|転職すべきかの判断や辞める前に実施してほしいこと

会社がつまらない

「会社に行くのがつまらない」「仕事していても楽しくない」と感じることはありませんか?

毎日多くの時間を割く会社には、ポジティブな気持ちで向かいたいものです。しかしつまらない原因が分からないままでは、改善も難しいですよね。

この記事では、会社がつまらなく感じる具体的な原因や、転職すべきかどうかの判断ポイントについて解説していきます。ぜひ現状を良い方向に変えるための参考にしてください。

目次

「会社がつまらない」と感じる人は多い

会社がつまらないと感じている考える人の銅像

最初に知っていてほしいのは、多くの人たちが「会社に行くのがつまらない」と思った経験があること。モチベーションが上がらない、会社を好きになれないと落ち込む必要はありません。大事なのは自分を責めずに認めてあげたうえで、次にどうするかです。

会社がつまらないと思う原因(会社・仕事環境)

「会社がつまらない」と感じる原因を自分で把握できていますか?具体的に分析すると、原因解決に繋がるかもしれません。

まずは会社や仕事環境に問題がある5つの場合を見ていきましょう。

「会社がつまらない…」

①仕事が簡単すぎて楽しくない・変化がない

入社数年目の人にありがちなことが、毎日同じ繰り返しで変化がないことです。仕事の不明点もあまりなく、昇進して新しい業務を任されているわけでもありません。

良くも悪くも刺激のない毎日に「つまらなさ」を感じてしまっているかもしれません。

②もともとの人間関係が悪い(ハラスメントの横行)

職場の人間関係は仕事に大きな影響を与えます。パワハラ・セクハラ・アルハラなどをする人が上司だと、会社に行くのも億劫です。

他にも、同期同士のライバル意識が強すぎて出世競争に巻き込まれる、周りの人がネガティブでやる気がなくなるなど、士気が下がりやすい環境にいる場合もあります。

③明らかな人手不足によるブラック体制

休みが少ない、休日出勤が多い、労働・拘束時間が長いなど身体的な疲労が原因の場合もあります。

近年「ライフワークバランス」「働き方改革」などの言葉も浸透してきていますが、いわゆる”ブラック企業”と呼ばれる会社はまだまだあるでしょう。

心身共に疲労困憊では、仕事が楽しくないと思ってしまいます。

④頑張りが正当に評価されない

自分が会社に貢献した、結果を出したと思っても、上司の評価や給与に反映されなければやる気はなくなってしまいます。

きちんと評価されなかったり、自分より結果を出していない人が出世したりすると労働にハリがなくなってしまいます。

⑤成長できない・将来性を感じない

自分の上司や先輩に尊敬できる人がいない場合、良いキャリアを積んでいくイメージが持てません。将来に向けてスキルアップができない環境は、つまらなさを感じる原因になります。

会社がつまらないと思う原因(自分自身)

次に、自分自身に原因がある場合を解説していきます。会社に問題がある場合と違い、こちらは意識次第で変えていけるので、しっかりと向き合ってみてください。

「会社がつまらない…」2

①会社の事業や商材に興味がない・愛着が少しもない

人間は、全く好きじゃない、納得していないことに苦痛を感じやすいです。

  • 今の会社しか受からなかったから仕方なく入社した
  • 自社商品を全く買いたいと思わない
  • 今の職種が好きになれない

上記のように感じていると、「私は、この仕事に向いていない」と考える原因になります。

②結果が出せていない

たくさん勉強したのにテストの結果が悪かったり、練習したゲームで負けたりすると悔しいと感じることがありませんか?それが続くと「もうやりたくない」と思ってしまうことがありますが、仕事も同じです。

成功体験を積み重ねなければ、モチベーションを保ち続けることは難しくなります。

③今までに本気で頑張っていない

仕事に真剣に取り組み、全力を注いでいれば、結果がどうであれ「自分がやれることは全てやった!」と胸を張れるでしょう。しかし何となくしかやっていない場合には、それなりの結果しか生まれず、飽きてしまう可能性があります。

「大きな不満はないけどつまらない」と思う場合には、仕事に全力で取り組んだときの面白さや、やりがいをまだ知らないだけかもしれません。

④周りが悪いと思っている

  • 上司の指示に従ったのに結果が悪かった
  • 自分のミスじゃないのに怒られた
  • 周りがきちんとやってくれないから結果が出せない

上記のような他責思考の人は、仕事もつまらなく感じてしまいます。自分が真剣に取り組んでいれば、新たな提案や、周りへのアドバイスができたかもしれません。

自発的に物事に取り組む人はどんどんアイデアが浮かんでくるので、つまらなさを感じる暇がないのです。

⑤自分が原因で人間関係が希薄(コミュニケーション不足)

「会社の人とは必要最低限しか話したくない」「飲み会とか絶対行きたくない」など、自分から人間関係に壁を作っている人は、その人たちが居る会社に行くのも面倒になってきます。

自分が思いやりや積極性を持てば、相手も同じように返してくれるものです。

会社がつまらないと感じたらすぐに辞めて転職するべき?

会社がつまらないと感じたらすぐに辞めて転職するべき?

転職するのか、今の労働環境を変えるのか、「つまらないまま」でいるのかは自分次第です。「会社がつまらない」と感じる原因を把握したら、次の行動を考えていきましょう。

会社に原因がある場合は転職も視野に入れる

前半5つで触れたように自分ではどうしようもない理由がある場合、転職を視野に入れてみてもいいかもしれません。

まずは他の会社を調べるだけでもいいので、新たな選択肢を増やしてみましょう

自分に原因があるのならまずは改善を試みよう

後半5つで触れたように自分自身の仕事の仕方・周りへの向き合い方が良くない場合は、転職の前に、現状の改善に取り組んでみましょう。

真剣に取り組んでみたら意外と仕事が面白いと感じたり、同僚と切磋琢磨しあう関係になれやりがいが見つかるかもしれません。

会社を辞める前に実施してほしいこと

会社を辞める前に一度挑戦してみようとしているサラリーマン

つまらなくても一度は「ここで働いていこう」と決めて入った会社です。勢いで辞めてしまう前に、一旦チャレンジしてみてほしいことを解説していきます。

  1. 上司・人事に相談する
  2. 積極的にコミュニケーションをとる
  3. 会社・仕事の意義、社会貢献度を見直す
  4. 楽しいこととつまらないことを客観的に分析
  5. 本気で頑張ってみる・日々目標を立てる
  6. 副業を始めてみる

①上司・人事に相談する

ハラスメント・残業過多など、労働環境に問題がある場合は一度信頼できる上司や人事部に相談してみましょう。職種や業務内容に不満がある場合は、部署異動願いを出す方法もあります。

②積極的にコミュニケーションをとる

同僚とあまり関わってこなかった場合は、勇気を出して自分から話しかけてみるのも大事です。

「こんな方法考えてみたんですけど、どう思いますか?」「たまには一緒にお昼どうですか?」と積極的にコミュニケーションを取れることで、周囲から認めてもらえたり、意外に話の合う仲間が見つかるかもしれません。

評価や楽しみができれば、会社や仕事に対して前向きな気持ちを持てるでしょう。

③会社・仕事の意義、社会貢献度を見直す

会社や仕事自体が好きになれない人は、「この仕事をするとどのように社会貢献できるのか」「どんな人の役に立っている会社なのか」を考えてみるのがおすすめです。自分の仕事が顧客の役に立っていると実感できれば、やりがいに繋がります。

④楽しいこととつまらないことを客観的に分析

1日で行う仕事に楽しい・好きなどプラスの感情が持てないのであれば、「苦じゃないかどうか」で考えてみましょう。

まずは苦じゃない仕事だけでも積極的に取り組んでみると、より良い成果に繋がるかもしれません。

⑤本気で頑張ってみる・日々目標を立てる

今まで本気で仕事に取り組んだ経験がない人は、一度全力で仕事に打ち込んでみてください。1週間でも、1日でも良いので、「今日は頑張ったなぁ!」と言える日を作って、自己肯定感を高めましょう。

小さな成功体験を積み重ねれば「次はもう少し目標を高くしてみようかな?」と仕事にハリが生まれます。

⑥副業を始めてみる

時間に余裕がある人は、副業を始めてみるのも一つの手です。本業にいかせる分野でスキルアップしたり、あえて全く違う業界に足を踏み入れてみるのも刺激になるでしょう。

簡単すぎて退屈な本業も、「早く帰れるなら副業の時間も取れて良いな」とプラスに考えられるかもしれません。

どうしても会社がつまらないと感じた場合の対処法

会社がつまらないと感じる原因を把握し、改善を試みても気持ちが変わらないのであれば、転職に向けて動いてみましょう。

「いつでも辞められる」と考えて準備をしておくだけでも、心持ちが違ってくるものです。

会社に行きたくない4

①転職サイト・転職エージェントに登録してみる

昨今は転職専門の求人サイトが多数あるので、登録して他社の情報を見るだけでも自分の考えを整理できます。

転職に不安がある人は会社選び・面接対策などをサポートしてくれる転職エージェントもおすすめです。

②転職した友人がいれば話を聞く・ネットで体験談を読む

今や転職する人が珍しくない時代。学生時代の友人や、ネット上からでも転職の体験談を聞けます。成功例・失敗例を学んで、転職活動をするかどうかの判断材料にしてください。

③独立を視野に入れる

「転職してもまた人間関係で悩んだらどうしよう」「自分の業界で希望の労働条件は難しい」と感じたら、独立を視野に入れるのも一つの手です。不安であれば、どのような経歴の人が独立しているのか、転職と同様に体験談を確認してください。

無謀すぎる考えは良くありませんが、何も調べずに「自分には無理だ」と諦めるのはまだ早いかもしれません。

まとめ

会社でつまらない仕事をしている風景

ここまで、会社がつまらないと感じる原因や辞めた方がいいのかどうか、分析後の行動について解説してきました。つまらないと思う理由は判明したでしょうか?

  • 転職したい
  • 今の自分を少しでも変えたい
  • キャリアアップに向けてスキルを身につけたい

上記のように感じた人は、ぜひ「キャリドラ」を使ってみてください。専属のコンサルタント仕事や転職ついてアドバイスがもらえたり、キャリアアップについて一緒に考えてくれるサービスがあります。

人生の時間の多くを費やす仕事だからこそ、現状を変えるために一歩踏み出してみてください。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次
閉じる