before
テクニカルサポート
after
営業
新卒で金融機関に入社し、その後IT企業でテクニカルサポートとして勤務していました。
金融の知識は自分の人生においても役立つと思ったこと、地元に貢献したいと思ったことから金融機関に入社したのですが、1年目の途中で体調を崩し、退職しました。
抑鬱状態と診断されたので、医師の指導のもと1年ほど療養していました。
その後、医師と相談しながら転職活動を始め、IT企業にプログラマーとして入社しました。
IT企業に転職したのは、手に職をつけて安心したいと思ったからです。
未経験からプログラマーを目指せると言われたことから入社しました。
しかし、プログラマーは自分に合っていないと感じ、システムの使い方を顧客に電話で教えるテクニカルサポートを担当することになりました。
電話越しでしか顧客に感謝されないこと、上司に電話対応で逐一注意されることなど不満が多々ありました。
数ヶ月頑張って続けましたが、「ここにいても何も得られない。キャリア形成を再スタートするには早い方が良い」と思い、再び転職をしようと思いました。
金融機関の時は320万円、テクニカルサポートの時は220万円でした。
2社目は未経験からプログラマーを目指して入社できたので年収が落ちてしまうことは仕方ないと思ったのですが、満足はしていませんでした。
SNSの広告で見かけて、「物は試しようだ」と思い、話だけ聞いてみようと思いました。
当時、退職したい気持ちはありつつも、何もやりたいことが見つからない状態でした。
何が向いているかもわからないし、何ができるのか自信もありませんでした。
カウンセリングで話を聞いて、転職エージェントとは違って料金がかかることを知りました。
迷いはありましたが、これまでと同じ手段を取っても変われないと思ったので、投資するつもりで申し込みました。
トレーナーの方は好意的で話しやすい方だったので、弱気になっていた自分にとってありがたかったです。
セッションで自分について深掘りしていく中で、これまで気が付かなかった強み・弱みについて教えてもらいました。
自分の人生を振り返ったり、性格診断を行ってグラフなどの資料が蓄積されたのですが、客観的に自分を見える化したデータがあると振り返りやすいと思いました。
書類作成も日々チャットツールを使ってサポートしてもらいました。
最初は通過率が悪かったのですが、改善を重ねて通過するまでになりました。
面接練習もしてもらいました。
1回目は「面食らった」といった感じです。
うまく答えられなかったのですが、フィードバックで声のトーンを始め、回答の癖についても指摘してもらいました。
2回目、3回目は直した点を褒めてもらいました。
今考えてみると練習があってよかったと思います。
これまでも心療内科で味方になってくれる存在がいたので、1対1で自分を見てもらう重要性は感じていました。
キャリドラのトレーナーさんからは、モチベーションの持ち直し方を教えてもらったのですが、これまでには無かった知識なので役立ちました。
適職診断から出た強みや、これまでの経験からトレーナーの方に提案してもらいました。
営業は信用金庫で営業して身体を壊した経験があるので、敬遠していた職種でした。
しかし、セッションで自分の過去を振り返っていった際、辛いことだけではなく楽しい経験もあったことを思い出しました。
自分の心が潰れてしまった原因は金融機関だったからではないかと考えが変わり、営業職への挑戦を決めました。
40社ほどエントリーをし、10社以上は書類が通過しました。
面接を率なくこなし、悪印象を与えることは無かったと思います。
企業選びの軸は、人に寄り添えるかどうかです。
自分自身がメンタルの疾患を経験したことから、人に寄り添った仕事をしたいと思っていました。
一方で、仕事である以上利益も必要であるため、自分にマッチする企業を探すことが大変でした。
全体的に見ればスムーズに進み、3社から内定を獲得しました。
派遣コーディネーターとして、人材派遣の営業をします。
将来的には自分のメンタル疾患の経験を活かし、同じように弱っている人たちの力になりたいと思っています。
5年後には管理職ポジションで経営視点を持ちながら支援ができるようにしたいです。
これまで自分が経験してきた辛いことも、将来プラスにできるように全部回収していきたいです。
330万円です。
信用金庫時代の年収に戻るくらいの額なので、これから上げていきたいです。
スキルを身につけていけば年収のグレードも上がっていくので、3年後くらいには前の年収を超えられると思います。
「何か自分の状況を変えたいな」と思っている人には良いきっかけになると思います。
特に、自分が何をしたいかわからない方にとっては、適職と出会えるチャンスだと思います。
もし、すぐに適職が見つからなくても、今後の人生をどう生きるか方向性を見つけていけるのでお金を払う価値はあると思います。
本当に内定おめでとうございます!!! 出会った頃は二度目の休職中で、自信を失っていて本当に苦しそうでしたが、転職から約3か月後の最後のセッションでは「びっくりするぐらい順調」だと最高にいい笑顔を見せてくれて、私もとても嬉しかったのを覚えています。エモい最終回でしたね^^
転職活動が大成功した勝因は3つあると私は考えています。
第一に、とことん自分と向き合ったことです。苦し紛れに安易な転職をするのではなく、きちんと自分の現状を見つめ、望む状態を考え、人生を振り返って自分が何に幸せを感じ何に不幸を感じるのか、これから大切にしたい価値観は何なのかを一緒に書き出しました。外部のサーベイも活用して自分の強みを再発見したり、その強みを活かし望みを叶えられる仕事をゼロベースで一緒に考えました。譲れない条件と譲ってもいい条件を分けて、二度の休職歴もごまかすのではなくしっかり向き合うことで、初めは全く通らなかった書類選考が徐々に通るようになりました。
第二に、厳しい模擬面接のフィードバックにめげずにくらいついてくれたことです。カリキュラム前半で信頼関係が築けたと感じ、大丈夫だと信じて、1回目の模擬面接の後に相当厳しくフィードバックしました。身だしなみから話し方、話の内容、ロジックまで。「話が長い」「結論から話して」「ごまかしてるのがわかる」「準備不足」色々言いました。実際、フィードバックした直後はしょげているように見え「おれ社会人向いてない」と仰ってたので少し心配しました。しかし、そのセッションの事後アンケートでは既に前向きな言葉で気を取り直してくれていて、2回目の模擬面接では大きな成長を見せてくれて、ここが1番の転機だったと私は感じています。
第三に、諦めずに行動し続けたことです。書類が通るようになってからも、今度はなかなか面接が通らず、つらい時期がありました。それでも「エントリー数を増やそう」「面接の想定問答集を書き出そう」といったアドバイスをしっかり取り入れて行動し続けてくれました。セッションの回数を節約するためにメッセージのやりとりだけになった時期もありましたが、自律的に行動を続け、その結果内定を勝ちとったのです。「最初にしっかり自分と向き合って、腑に落ちる目標を定められたから、諦めずに続けられた」この言葉も印象的でした。
コーチにできることは微力です。あなたが本来持っている力を、引き出すことしかできません。でも、誰でもひとりでは踏み出せない時があります。その一歩を踏み出す後押しがしたいという想いで、私はコーチを続けています。もしあなたが今、苦しい状況にあって、そんな状況を変えたいと願い、この記事を読んでくれているなら、ぜひ門をたたいてみてください。我々は全力で力になります!
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